PDFファイル(あるいはDVIファイル)として作成された計算尺のイメージファイルを印刷することで、計算尺を作ります。
PDFを印刷するだけなので、誰でも簡単に精度のよい計算尺を作成することができます。
決められた計算尺しか作成できず、尺の追加はできません。
GIFファイルとして作成された計算尺のイメージファイルを印刷することで、計算尺を作ります。
GIFイメージを印刷するだけなので、誰でも簡単に計算尺を作成することができます。単純な画像ファイルなので、一部変更することができます。
決められた計算尺しか作成できず、尺の追加はできません。PDFからの作成と比べて精度が悪くなります。
Microsoft Excel等の表計算ソフトを利用してメモリの表を作成し、それをもとに自分でグラフ用紙にメモリを書いて作ります。
計算尺の作成原理がよくわかります。
作成に時間がかかり、良い精度を得ることができません。
Microsoft Excel等の表計算ソフト散布図絵画機能を利用して計算尺の尺を作成します。
比較的多くの方が利用できる方法であり、精度よく計算尺を作成することができます。また、尺の追加も自由に行うことができます。
Microsoft Office Excel あるいは Excel 相当のソフトウェアが必要です。また、完成した計算尺の図の微調整が少し不便です。
対数を実際に手計算で求めます。最も基本的な部分から完全に自作することを試みます。
全く計算機を利用せずに簡単な計算尺を作成することができます。
計算量が多く作成に時間がかかります。また作成できる計算尺は有効数字1桁の計算尺となります。
図面作製ソフトであるVisioを利用して計算尺を作成します。
精度のよい計算尺を作成することができます。また、計算尺の図面の微調整も簡単に行うことができ、尺の種類も自由に追加することができます。
Microsoft Office Visio あるいは Visio 相当のソフトウェアが必要です。
Microsoft Excel等の表計算ソフトを利用してメモリの表を作成し、それをもとに自作のプログラムを利用してGIF/PNGファイルを作成し、それを印刷することで計算尺を作ります。
作成する計算尺の自由度が高く、尺の種類も簡単に追加することができます。
Microsoft Visual Studio ファミリー(バージョンは2002, 2003, 2005のいずれかで、言語としてVisual Basic あるいはVisual C#が利用可能であること)やJavaの開発環境が必要です。また、あまり精度のよいものを作成することができません。